少子化、高齢化が進み労働人口が減りました、今までと同じ生活を送ることができなくなるので、皆さん働きましょう、ということで、年金受給を遅らせたり、定年退職を70歳にしたり、何とかシニアを働かせようとしている。
人口推計では、令和24(2042)年以降は65歳以上人口が減少に転じても高齢化率は上昇を続け、令和47(2065)年には38.4%に達して、国民の約2.6人に1人が65歳以上となるようだ。
恐ろしい、、、歩いていて、視野に入った3人のうち1人がジジババだなんて。電車乗ったら、ジジババだらけ。
40年後の変化はどのくらいか?社会人になる前から今の変化をふりかえる。
◆1990年
東西ドイツ統一、ソ連滅亡(TVで様子をみたが、海外なので実感沸かず)
ちびまる子ちゃん(カラオケでよく歌っていた)
バブル経済
遊んでばかりの学生で、社会に関心なし。
◆2000年
電車で爆睡から目覚め、前に座っている人が持っていた号外で小渕首相の死去を知る。バブル経験者の先輩から仕事を教わるが、バブル感がつかめなかった。男性社員と同じ仕事を与えられたが、寿退職で盛大に見送られ、幸せいっぱいの結婚式に社員を招待するのが女の花道とされ、憧れたが、給料に目がくらみ、夜討ち朝駆けで仕事して、休みは盛大に遊ぶという社会人生活を過ごす。
学生の時は、遊んでばかりで社会のことを何も考えていなかったことをあらためて実感する。
2000年から2021年で大きく変わったことは、バブルや寿退職が死語になり、残業する者は仕事ができないと言われるようになったので、20年間はかなり変化したと思う。
40年後は、遠すぎて、20年後をみないとわからないが、20年先は、政府の思惑通り老いも若きも男女も働く社会になって、定年や子育て・介護離職は死語になるかもしれない。個人、家族単位ではなく、社会が人を支えるようになるのではないかと思う。
そうなったらなったで、働けど働けど給料上がらずになるかもしれないが、人間が生き残るための手段なので仕方ない。
このように考えるのも、比較の対象があるわけで、人間の記憶力は罪でもある。