社員の繋がり強化で、様々な社員接点の場が設けられる。
会議の前後に皆で昼食
着任した社員の歓迎会と称した飲み会
外部講師を招いてチームビルディング
会社が用意するコミュニケーション研修
会社費用で行う飲食は上限額が設けられて豪華な食事はできない。話したくない人と普通の弁当を食べたり酒を飲む。仕事だと割り切って思っていない事を話す苦痛の時間を過ごした後は疲労困憊で、翌日は在宅勤務になる。
参加したくないので飲食系は何かと理由をつけて欠席にしているが、研修など何か作業をするものは断る理由が見つからない。研修中は苦痛で眩暈がするが、給料をもらっているので、自分に意見を求めるような方向にしないよう発言を極力控え、発言しなければならない時は他人に意見を求めるような流れに持っていく等、最小限のコメントにするという省エネ労働に徹する。
そうやって何とかやってきたが、とうとう社外レクリエーションという行事が発生した。午前は研修、外で昼食を摂り軽い運動レクリエーションと1日がかりの行事である。
何とか欠席に出来ないか悩んでいたところ、運の良いことに休暇予定日と重なっていた。さすがに休み返上で業務外の行事に参加を強要してこなかったので、欠席1名で企画が進んでいる。
40歳くらい前までは、このような行事は好きだったが、「会社を辞める」と決めた時からとにかく集合して何かをする場に強い拒絶感を抱く。同僚は感づいているかもしれない。
あなたたちが嫌いなのではなくて会社が嫌いです、伝わって欲しいが無理だろう。