ボランティア

初めてボランティアという活動に参加した。
動機は、職務スキルを習得するという奉仕の精神から離れたもので、申し訳なく思っている。
今回の活動は、災害のような緊急性はなく、何もないところから始めるわけではなく、与えられた役割をこなすというものだ。
有資格者でないとできないが、使っていない資格を初めて使うので、このような機会から始めるのがふさわしいと思った。
この経験を活かして、副業をしようと目論んでいるのだから、奉仕の精神で参加している方々には申し訳ない。
実際にやってみると、作業以外に、役割をこなすために、準備や連絡など作業手順を含め、どうしたら早く正確に行えるか考えることが多く、会社のように万全な体制ではないところで作業する場合の対応を学んだ。
活動内容が、専門的なものなので、このような学びが得られたのかもしれない。
ボランティアには、多種多様の活動があるので、私の活動は特殊なのかもしれない。
しかし、無償で公共性のある、誰かのためになる活動に微力ながら貢献できたことは、心が満たされた。
ボランティアに参加する人達は、心が満たされることを経験して、また参加しようと思うのではないか。
ボランティアといっても、他者と働くわけで、ストレスもあるけれど、仕事ではなく、期間が決められているので、我慢も許容範囲におさまるのではないだろうか。
自身のスキル習得以外にも学んだ貴重な経験である。
今後も、スキル習得を兼ねて参加したいと思う。