外国人には高価格設定でよい

商店街にたい焼き屋がある。
昔ながらのたい焼き屋ではない。形は鯛だが抹茶やカスタードの選択肢もあるので若者が買っているようだ。外国人観光客が増えて、たい焼きを食べながら歩いている。行列ができる時は、半分以上外国人である。
メニューを見ると英語が併記されている。メニューに書かれた値段を見て驚いた。
1つ300円
たい焼きでこの値段は受け入れ難い。円安の影響で外国人には安く感じるのだろう。食べログのコメントを見ると、やはり高いと書かれている。
物価上昇とはいえ300円は強気だ。たい焼きで300円払う日本国民は多くないだろう。
外国人がたくさん買えば、高くてもよいのである。店は売上を確保できるし、店舗を増やし事業を拡大できる。雇用も生まれる。外国人価格で経済が活性化したらよいので外国人には高値の設定でよい。
20~30年前はニューヨークやパリの高級ブランドショップで日本人が買い物を楽しんでいたが、今では日本の高級ブランドショップに外国人が買い物を楽しんでいる。外国人観光客相手の店は儲かっているが、日本国民の生活は苦しい。
円安はいつまで続くのか?いつかは円高になる日が来るだろう。
それまでは、高価格設定で取れる時に取っておくのがよいと思う。