世の中は様々な種類のサプリメントで溢れている。
サプリメントの広告は健康になりたい人達を買う気にさせる。
有効な成分だけ入っていればよいが、飲める形にして保存に耐えるために添加物を入れるわけで、全体の量のうち殆どが添加物である。添加物を摂っているようなもので、わざわざ買って飲むことに抵抗があり、一度も買ったことがない。人体に悪影響のない物質であろうが、添加物は栄養にならない物質であり、有効成分も添加物も完全に無害である証拠はない。
毎日添加物を体内に入れて大丈夫だろうかと疑っている。病気で食事が摂れない場合は有効かもしれないが、健康なのに飲み続けて薬ではないので効果の実感は薄い。
カップラーメンで栄養が偏るから、ダイエットをしているからサプリメントなど十分な食事が摂れない場合にサプリメントが入るようだが、カップラーメンやダイエットになっている状況から改善する必要があるのではないか。
栄養バランスのある三度の食事と運動でじゅうぶんである。
50歳をすぎてプロテインを飲んでいる人が周囲で増えている。プロテインの効果はあるかと聞くと、「今より悪くなっていない」、「何となく良い」と言う。
プラセボ効果ではないかと思うが、本人は良くなると信じているので、否定的な表情や発言をしないよう健康に対する関心の高さをほめて別の話題に移す。
次に会った時、プロテインの成果を聞きたいが嫌味ととられるかもしれないので、サプリメントの話は振らないようにしよう。