老害を否定できない

年をとると長い間やってきた方法をやめることができない。
心身ともに衰えると新しいことに対応できなくなるが、それが仕事となると周囲が困るのである。
変えなければならない理由を説明しても変えようとしないので、他の人が引き受けるとその人の仕事がなくなる。
仕事が減ったシニア社員は、給料そのまま、会議で発言しても古い考えで同意得られず、、
老害と言われても仕方がない。
定年を65歳に引き上げるとか70歳まで働く等と世の中はシニアに労働を求めているが、シニア社員に変化を求め先頭に立つ業務を任せるのは無理だ。特別なスキルを持っていてもそのスキルは廃れるので、常に新しい情報を入手し最新のスキルを備えなければならず、老化が始まるシニアには困難で、スキルを備えても後進が育たなければ周囲が困る。
再雇用は定年前の年収の1/3、補佐的な仕事で発言権なし、会議にも呼ばれない。楽でいいではないか。
再雇用になったら、今までの仕事の延長と思わず、給料に見合った仕事と自覚して「お小遣い」程度の気持ちで働き、終了を告げられたらひっそり去ればよいと思うが、社畜なシニアは、やる気だけは衰えていないので厄介である。