やりたくない仕事

強烈に「やりたくない」仕事がある。
給料は我慢の代償と思って淡々と仕事をしているが、他人に預けたいと強く思う面倒な仕事があり、我慢の限界にきている。その仕事はあと数か月で終わるが、「やりたくない」感情が毎日襲ってきて、その仕事の処理速度や精度が落ちている。そのうち誰かに注意されたり、「あいつはデキない」と囁かれているかもしれない。
なぜそこまで嫌になるのか?
専門外のことが多い:理解できないことが多く、後でキャッチアップするのに時間がかかる。
どうしても合わない人がいる:仕事では、合わないのが普通であるから慣れているが、今回は新種の苦手な人がいて、避けられない関係にありストレスが増える。
意味のある仕事ではない:多くの仕事は無駄であるから、意味を考えてはいけないが、自身の思考や知識の向上に繋がると前向きに考えてようとしても、この仕事で得るものはない。

退職する年を決めたので、もう辞めるのだから面倒な事はしたくない、新しい事をやっても意味がない、という思考になるのだろう。
定年退職前の典型的なシニアの姿ではなかろうか。
すでに周囲は「あのオバさん、あと少しだから手を抜いている。」とみられているかもしれない。
気力を振り絞って仕事できないので、表面上はなんとか取り繕って努めて明るく振る舞う。
毎日疲れるので、やりたくない仕事をしている自分と冷めた態度の同僚の様子がリアルに夢に出てきた。
精神衛生上、危なくなってきた。こうやってメンタルがやられるのだろう。
周囲を気にするな、適当に仕事をする、あと2年。