春闘の賃上げは30年ぶりの高水準らしいが、基本給が上がってもボーナスが少なければ同じである。今年から役職定年で50歳以上は給料上がりませんと会社が宣言するかもしれないし、リストラもある。高水準の裏で、何かが削られている。
この時期、懐具合がどうなるか落ち着かない社会人がいるだろう。私もその一人であるが、月給が増えた。会社の業績が悪かったので、ボーナスは昨年より少なく、年収としては、昨年より減る。明細に書かれた会社業績を見てあまりの悪さに驚いた。確かに悪い原因は多数ある。原因となる部門は「ボーナスなし」ということはないだろうから社員全員痛み分けである。このご時世、V字回復はなく数年間は良くないので業績不振の時期に退職となりそうだ。業績不振で割増退職金を出してくれないかと期待している。
物価上昇、リストラと暗い世の中で、基本給が上がるのは幸せである。このまま退職まで逃げ切りたい。