中流危機

NHKの「”中流危機”を越えて」をみた。
暗い気分と呆れた気分が入り混じった何とも不快な番組であった。
世帯主55歳、世帯年収は派遣社員の妻の所得を合わせて750万円、娘は奨学金を返済中
世帯主28歳、世帯年収500万円、子供3人、給料減ってローン払えず家を売る
こんなはずではなかった、、と言う。
株式投資セミナーに参加する人々
5000円飲み会より5000円投資する若者
2つの家族の事例は、詳細はわからないが、お金の使い方や人生設計をもう少し考えた方がよいし、投資セミナーに参加したからといって資産が増えるわけではない。お金を使うのは簡単、貯めるのは難しい。
お先真っ暗な日本、これからどうすればよいのか専門家が語る。
企業:市場価値に応じてタイムリーに競争力のある報酬を支払う
個人:自分の責任でスキル・キャリアを身に着ける
自分で自分のキャリアをコントロールして成長分野へ異動する。キャリアの階段を上るコスト・リスクは企業依存ではなく政府が担う。政府は目指すビジョンを提示する。労働者がキャリアデザインできる社会を。 
・・・まだ政府に依存するのか?年功序列だから市場価値が定まらず、自分の責任でスキルやキャリアを身に着ける人は中間層から脱している。コメントしているオヤジは専門家なのか?NHK、大丈夫か?
悲観してもどうしようもない。何とか生きていくしかない。