ハイブリッド勤務で複雑化するコミュニケーション

会社はオフィス勤務と在宅勤務を組み合わせた働き方を推奨している。
成果物が評価される業務(直接対話がなくても仕事ができる)は在宅勤務に向いているが、口頭でのコミュニケーションが評価される仕事はオフィス勤務や直接対話する環境が不可欠だ。業務そのものは、目標に向かって進めていくが、部下マネジメントが仕事の管理職やプロジェクトを統括する人(実務はやらず、ゴール設定や進捗把握の役割を担う)は、テレカンで顔は見えても、参加者の思考が把握できず戸惑っているように見える時がある。
・チャットに書き込んでください
・画像を共有してください
・課題抽出したので、この資料に意見を書き込んでください
・会議オーナーは参加者の持ち回りです。オーナーは会議室を予約してリモートコントロールを会社で行ってください(指示した管理職と会議オーナーは出勤)
このような指示は、数秒で済むならよいが、書き込まれたコメントの意図がわからず投稿者に説明を求めたり、リモート会議のコントロールのために出社するというハイブリッドゆえの手間が発生する。
メンバーで十分な議論や意思決定が必要な会議は全員出社にしてもよいと思う。
出社するかしないか個人で決める、となっているが会議オーナーか管理職が「出社です」と言ってしまえばよい。感染リスクがあるから出社しないわけで、感染リスクの少ない時間帯や広い会議室で行えばよい。感染拡大前は毎日出社していたのだから。
毎日、部屋着とノーメイクの生活で、よそ行きの準備は面倒だけれども、元に戻る必要性を感じている。
9時に歯医者に行ったり、15時頃の買い物は続けたいので、直接対話が必要な日だけ出社でよいと思う。