カタカナ人事用語が多すぎて意味がわからなくなってきた。
各々が自主性を発揮し周囲を巻き込んで組織の成果を上げることだと説明があった。「リーダーシップ」を使うことで何かカッコよくなるが、「みんなで力を合わせて目標を達成しよう」である。今までやっていないたことと何が違うのかというと、上司指示型ではなく、各自が自主的に働きかけるとういことらしい。リーダーシップとは旗振り役ではなく自主的に動くことらしい。
誰がまとめるのか?
その部門の長がまとめる。「判断」が必要なわけであるから、従来の働き方と変わらない。
退職後の人生を考え、会社への貢献を考えていない我が身にはどうでもいいことなので、世の中平等ではないのに平等であることをカタカナで表現することには違和感があり、動揺する。
DE&Iは、今までオモテに出なかった世の中の複雑さを露出させ、その複雑さの中で働くうえで行動の支えとなるカタカナ人事用語が増えてきたのではないだろうか。
カタカナ人事用語をぎこちなく説明する組織の長の話をぼんやり聞きながらも少し動揺するのは、まだ”会社人”なのだと思う。