今月は毎週1日有給休暇を取っている。
毎年年末は忙しいが、今年は通常より少なくなった。通常がすでに勤務時間オーバーなので、今は定時に仕事を終えることができる。辞めるつもりなので、好きなように過ごしてみようと毎週1日有給休暇を取ってみた。平日に山登りや温泉に行くとシニアがたくさんいた。10年後の自分を見ているようだ。元気で遊ぶには健康でなければならない、今から健康維持に努める決意をする。
政府の経済財政運営と改革の基本方針に選択的週休3日制の普及が盛り込まれたが、導入できる企業は多くないだろう。私の場合、たまたま今年の12月が会議も少なく業務量も減ったことがわかってから有給休暇が取れたわけで、通年週休3日は社内外に影響を及ぼす。責任を任されていなくても担当業務はあるので、欠けると支障をきたす。週休3日の社員の平日の休みが異なると調整が大変である。週休3日制は、会議も含め全て決まった時間割で業務遂行できる職務で実現可能であろう。キッチリ決まった仕事は無いに等しいが。いつ辞めてもよい決心があり、会社以外でやりたいことがたくさんある人には週休3日制は受け入れられるが、会社で働くことに社会的存在を置く日本人はこの制度を利用しないだろう。若い人達は給料が減る可能性を危惧し、シニアはやることがない暇な休日を過ごしたくない。
週休3日なら辞めずに続けてもいいかと一瞬思ったが、3日休んでも会社の嫌な所を見てしまうわけで、やはり辞めよう。