いろいろな用事で2週間ほど自宅から離れていた。
食事は外食か総菜持ち帰り、冷凍食品、レトルト食品の毎日。外食や総菜は高いので、冷凍とレトルトが続く日々。
1週間で調子が悪くなった。
冷凍食品とレトルト食品は、味が濃く、素材の味がしない。値段が高いと、薄味で素材の味がするかもしれないが、スーパーで売っている範囲では、その差はわからなかった
帰宅して、自炊。我が手料理がおいしいと感じた。体の細胞が生き返る感じである。
自炊しない人は少なくない。私の周囲で3割くらいか。子育て共働きは、全て自炊の人はいない。
毎日、素材が良くておいしいレストランに通える庶民はおらず、総菜を買って帰るか冷凍・レトルトである。夕食をファストフードですませる人もいる。
味が濃い、油が多いと感じたことはないのか?とたずねると、そんなことは考えないと言う。
私が自炊するのと同じように、その味や食感に慣れているのだ。
1週間で不調に陥ったが、それでも外食を続けていると慣れるのだろう。
「生活習慣病」は、的を得た表現だ。
冷凍・レトルト、栄養の偏った食生活の人が増えれば、高血圧、心筋梗塞、糖尿病など生活習慣病患者が増え、高度医療は富裕層だけに提供され、50年後には「人生100年」は死語になっているかもしれない。