がんばった私にご褒美
旅行、高級ホテル、エステ、ブランド品、豪華ディナー、、、
購買意欲を刺激する広告のキャッチフレーズやSNSで自分へのご褒美を披露する等、ネット、テレビ、雑誌に「ご褒美」が大量に載っている。
「自分へのご褒美」で検索すると、アンケートで自分へのご褒美を買う人は半数以上いて、誕生日、クリスマス、40歳の節目等の記念的な日に買うようだ。
私は自分へのご褒美を買ったことがない。自分の稼ぎ全て自分に使える独身時代を謳歌する30歳までは、「自分へのご褒美」と言ってエルメスのバッグ等を買っている友人が多かったが、その頃も私は自分へのご褒美はしなかった。
なぜ「自分へのご褒美」と前置きしなければならないのか?
日常的に使える金額ではないものに「これは特別だから」と言い聞かせ、一度に1万円札を何枚も使うことにうしろめたい気持ちがあるからだろうか?
華やかなディスプレイや広告のキャッチフレーズが、ストレス発散や承認要求を満たしたい消費者を包み込んで「買わなきゃ」と思わせるのだろう。
豪華な広告を見ると「この製品の何%が広告費なのか?」と値踏みしてしまう性分なので、自分で買えない物は買わない。
ご褒美は他人からもらうものである。