Googleの記事が老後、FIREで溢れている。
セミリタイアを決意した時に、老後の生活について検索することが多く、過去の閲覧履歴から関心のある記事がこれらのテーマをAIが拾ってきたのであろう。ありがたいが、最近は同じような内容で読んでも目新しいものはないが、記事やブログを約1年読み漁り世の中の金銭感覚を把握できたことは大きな収穫である。
金融商品や不動産の記事は、読者の購入意欲を煽るような金額が記載されており「〇円で買える」「〇円増える」「〇円は最低限必要」等の金額を並べて、現在の資産額、理想の金額を読み取り、〇歳代で年収〇円、家族か単身か、持ち家か賃貸か等を設定し、私なりの老後に必要な金額を計算する。
最も注意すべきは家である。記事やブログは、持ち家を前提としていることが多く、その金額でうっかり算出すると、足りなくなる。ひとりで行動できないと感じたらすぐにサービス付き高齢者住宅に住むので家は買わない。高齢者は賃貸を借りにくいというけれど、20年先は変わると予測している。借りることができないなら中古物件を買えばよい。家にこだわりはない。
いろいろ検討した結果、現在の生活費と税金に娯楽費を多めに見積もった金額で90歳まで生きる、年金は予想の7割にして計算した。
そして忘れてはならないのが、物価の上昇だ。40年後が2倍になるとしても、その頃はさすがに三途の川を渡っているか、老人ホームですごしているだろうから、生活費は少なくてすむだろう。85歳までの物価上昇は計算に入れておく必要がある。
老後資金の計算はまだまだ続く。