節約本を読んで節約できているか?

支払った金額をみて物価高を痛感する毎日である。
節約を強化したいところだが、生活満足度をこれ以上下げると精神的上よくないので、「今までと同じ生活をする」に徹して金額は気にしないようにしている。
他人の生活には興味があるので、節約ブログや節約本を読んでいる。自己啓発本を買うお金があるなら他の事に充てるので、専ら図書館を利用する。出版業界を支えず申し訳ないと思っている(小説や語学等、何度も読む本は購入している)。
「月〇円で節約生活」
「月〇円で幸せな日々」
購買意欲をそそるキャッチフレーズが表紙に書かれている。
「毎月〇円」は、1か月の総支出なのか、家賃や水道、ガス等の固定費を除いているのか不明である。詳細な支出を明記すると「月〇円」と合わなくなるので、載せないのかもしれない。毎月の支出の概算も本当かどうか。
だいたいこれくらいの金額で暮らす様子が読者の共感を得る、という目論見で作成されているだろうから、金額は参考にならない。
節約の手法は、多種多様である。
生活用品を低価格に変更したところで少額で、節約したのに「たまには贅沢」で節約になっていない例がある。
節約した気分に浸ることで充実感を得られるのかもしれない。
生活できない程お金がない人が節約本を読むことはないので、「節約気分」を味わうためにブログや本を読むのであろう。
価値観の違いを実感するが、この違いを知ることが楽しいのでブログや本を読むのが止められない。