社内活動

社内活動が盛んだ。
流行りのダイバーシティ&インクルージョン、オフィス有効活用、ボランティアなど多種多様な活動がある。会社の狙いは、企業イメージ向上や社員同士の繋がりの強化による離職抑制であるが、参加する社員は会社に貢献しようと本気で思っていない。

本業務からの解放:業務を妨げてはいけないが、リーダーになると活動時間が多くなる。周囲は活動を阻止できないので配慮することになる。
人脈作り:顔見知りだと異動しやすい。転職も視野に入れている。
人事評価アップ:会社に貢献するので、評価が上がる。苦労して目標達成するより楽な方法である。

普段使わない賞賛てんこ盛りの活動報告のプレゼンをする社員をみて、喜び組を演じているのではないか、と思った。これで評価を上げたのだから立派な仕事である。私は社内活動に参加しないし、活動報告会にも殆ど参加しない。参加すると給料アップや昇格といった条件が付いても会社愛を自分の体から発すると体調不良になるのでやらない。人脈作りは通常業務でできるし、社外なら得意先や取引会社と接点があり、仕事上で信頼関係を築くことができる。
会議で社内活動状況を聞いていると意識が飛びそうのなるが、参加者の表情がわからないテレカンに助けられている。このまま在宅勤務が続いて欲しいと願っている。