生活感を垣間見る

建物系の番組で知人の家が紹介されていた。
建築事務所の宣伝でもあるので、自分の建築事務所の作品お披露目といったところか。
20年会っておらず、年賀状のやりとりが途絶えて3年経つ。
黒中心の装いだったので家もシンプルである。キッチン、洗面所、バスルーム、リビングなどに置いている物がない。全て収納して見えないようにしている。部屋の構造がわかるように物を置かないようにしているのかもしれないが、とにかくモノが見えなかった。
ところが1つだけ生活感を垣間見た部屋があった。ウォークインクローゼットである。物置みたいなものだから、モノが丸見えである。そこにはたくさんの服や趣味の道具等が隙間なく詰め込まれていた。詰め込み方が整っておらず、撮影のために詰め込んだのか、この場所だけは整わなくてもよいと決めたのか、、。
自慢の作品を前に笑顔(ドヤ顔?)で映る二人を見て、そういえば運動音痴だった等と変な記憶を手繰り寄せていた。