3年以上同じ部署に在籍することがない会社なので、常に「〇〇さんが異動します。」「〇〇さんが退職します。」のメールが飛び交っている。誰が辞めようと異動しようと社員は平然としている。外国にいる社員が異動や退職して日本の会社に戻らない場合、本人が伝えない限り日本国内では共有されない。外国人の同僚や上司が、気をきかして日本へ伝えることはない。
在宅勤務が定着したので、一時帰国している日本人社員に会うこともなく、そろそろ戻ってくるだろうと思っていた人がすでに退職している、という事がある。
「世界で働く」、、聞こえはいい。しかし、世界で働くということは、世界中の社員と管理職の座をめぐって激しい競争になる。価値観の違う上司や同僚と毎日話すのだから、強い精神力が求められる。海外に異動して日本に戻る時は、職務等級が上がるので、海外勤務は出世の道を歩んでいるのだが、3年以内に成果を出さないと、自分で次の仕事を探さなければばらず、日本での出世は断たれるのである。
片道切符かもしれないと思ってもチャレンジする精神力は、どこから沸いてくるのか。
私とは対極にある奴らは今頃、どこで仕事しているのか、、。
欲望全開の過去のメールを見つけてしまい、おもしろいので保存メールBOXに移した。