片づけ関係記事があふれている

50歳でやめたこと
捨てるためのたった1つの基準
片づけが続く3つのルール
シンプルに暮らすために捨てたこと
断捨離で人生リセット
キャッチーなタイトルで読み手を誘っているが、内容は同じである。整理アドバイザーとかライフオーガナイザーとか定義が曖昧なアドバイザーがいろいろ書いているが、内容は同じである。アドバイザーは仕事であるから、「誰でもできる」「快適」「おしゃれ」など読者の心を掴む整理術を披露するわけで、本人がそれを実行しているかどうかあやしい。
モノがなさすぎる部屋を披露しているアドバイザー、毎日こんな状態で暮らしているのかと疑う。モノがない部屋にモノが見えるとイラっとする習慣になっているとしたら、心の健康は大丈夫だろうか。
自身の生活の変化により片づけを助言することに限界がきて、「片づけをあきらめた」と明かしたアドバイザーもいる。
他人の片づけられない様子や汚部屋を見ることで「私も同じ」と片づけない自分への慰めになっており、片づけ記事が繁盛しているのだろう。片づけることを本気で決意すると他人の助言がなくても片づける。
片づけあきらめ発言をしたアドバイザーは、今は読者に寄り添って、後に片づけられない経験を綴り新たなときめき整理術を提案しするかもしれない。「ときめき」も仕事である。