人生100年時代というけれど

高齢化が進んでこのような言葉を使うようになった。
しかし、100歳まで生きる人はごくわずか。だいたい80歳半ばで終わる。
医療が進化しても、私が生きている30年間くらい大して変わらない。
病院が減ったり、医療費が高くなれば、十分な治療が受けられないわけで日本の未来は明るくはない。
「明るくない」と思うのは、高度成長期と比較するからで、成長期の恩恵を受けていない若い人たちには実感がないかもしれない。バブル末期で入社した私は、管理職達が豪遊しているのを見ているだけで、自分には「寿司をごちそうになった」「別荘に遊びに行った」といった程度で、経済成長の恩恵は受けていない。
比較するから、良い悪いが出てくるので、自分を軸に何が必要か、何がやりたいかを冷静に考えていきたい。