センスを問われる忘年会

この時期になると「今年は忘年会はどうするのか?」と話題になる。
毎年会社から会費が支給されるので、社員は「ただ飲み」が出来るか知りたいのである。
忘年会の案内がきた。
居酒屋だ。ホテルの中ではあるが、ランチに利用するようなカジュアルな店である。支給額が高いので、自腹では厳しいレストランに行けたのだが今年は違った。
会社から支給されないので、部門内の予算の中から出したが、金額が少ないので居酒屋になってしまった。また、店の選定も良くなかった。
管理職達のいないところで、「他部署で豪華にやるのだから部門経費とはいえ、食事の1回くらい出せる予算はあるはずだ。ケチだ。」「こんなのだったら欠席して、有志で焼き鳥屋に行った方がいい。」、「出社した時にホテルで豪華サンドイッチかケーキで十分。」、「店選びのセンスがない。誰かに相談しなかったのか?」など、いろいろ言われている。
参加したくないと思っていたら、ちょうど私用で休暇を取る日であった。ラッキーである。
忘年会不服組が、忘年会は仕方なく参加するが口直しに別の日に良い店を予約しようとしている。
その日は別の会が入っていた。非常に残念なので、不服組の次期幹事を申し出た。
会社の懇親会はセンスが問われる。今回の例も企画した人の日々の言動から、このような会になったと納得できる。
嫌々参加する忘年会、不服組の報告が楽しみである。