少ないなりに何とかやるしかない

人口減少、人手不足である。
減少や不足というのは、過去と比較するので、「以前は便利だったのに」と不便を感じるのだ。
良くなった事より悪い事に意識が向かうのは人間の性である。
人口を増やすために、政府や自治体が対策を練っているが、大きな効果はないだろう。税金を徴収しているので何かやらないといけないので、予算の範囲で何かする程度である。
減少を想定した対策を考えている自治体と国から降りてくるお金を頼りに何もしていない自治体で存続に差がでてくるのではないか。
「家で死にたい」等と言う老人たちに効率の悪い訪問介護を行うのは税金の無駄使いである。特に田舎は自分の家が良いという老人が多いので人件費、時間、ガソリン代等、コストが嵩む。ひとり暮らし、老老介護は止めて、都市部に高齢者を集めて介護すればよいが、高齢者の多い田舎は猛反発を受けるので無理であろう。
そのうち介護業界が崩壊してお金のない高齢者は行き所を失い死期が早まるかもしれない。高齢者をないがしろにしている等と文句を言っても止められないものは仕方ないのである。
戦争を知らない平和な日々、人口減少や人手不足で死ぬことはない。なんとかなる。