ほとんど出社しない社員と意思疎通が難しくなっていると知人が言った。
業務に支障がないなら在宅勤務でよいらしい。
その社員は会社まで電車とバスで約40分、他人と関わって何かを完成させる仕事ではなくほぼ個人作業である。個人作業とはいえ同僚との進捗や方向性の確認、上司と成果に対する面談等は社会人では必ず発生するものをウェブ会議で行う。
この状態が4年続き、周囲は週に3回程出社してもその社員は出社しないので、何となく疎遠な感じを持ち始めた。
9時から17時まで家でPCに向かって黙々と仕事をする。仕事以外の交友が盛んであっても、朝から晩までの多くの時間を費やす仕事中は孤独を感じないのだろうか?感じていても、出社の支度をするのが億劫で直接話すのも恥ずかしくなっているのかもしれない。
今のところ業務に支障はないが、出社しない社員がこのまま在宅勤務を続けたら、本人の精神状態が不健康になるのではないか。
私は会社が嫌いだが、直接のコミュニケーションも仕事と割り切って出社している。嫌な会議はオンラインで参加しているが、出社解禁から2年経ち、同僚達は、都合よく対面とオンラインを使い分けていることはバレていると思う。