COVID-19とのつきあい

若者から中年を対象に接種が始まった。
私にも自治体からワクチンクーポン券が届いたが、説明書に20~30歳、60歳以上、基礎疾患のある人を優先するので、中年層は7月末に申し込んでください、職域接種も利用してください、とある。
職域接種の方が早いので、会社で接種すると自治体の負担が減る。住民税をたくさん納めている働き盛りは、こういったところでも自治体に貢献するのである。
テレビやネットは毎日、接種の情報であふれているが、ワクチンに対して誤解しているものもある。ワクチン接種後の副反応が怖くて接種をしない、副反応対処のために鎮痛剤を買う等、過剰に反応していることがある。今まで経験しているインフルエンザや風邪と同じであるが、”コロナ”は別物のようだ。
有効な治療薬がなく、他のウイルスより症状悪化が早い等、生命危機に及ぶことはあるが、日本の医療は他国より圧倒的に優れているので信用してよいのである。
自分が医療に近いところにいるので、このような考えができるが、そうではない人達は、病気に関する知識の習得は難しい。人は自分が病気にならないと関心を寄せないので、わかりやすい表現で、何度も何度も伝えていくことになる。地道な作業である。
新型コロナウイルスが、「しばらくは変異するぜ」等と闘志を燃やし、変異しまくって世の中を混乱し続けるかもしれない。それも医学の発展に役立つので良い事である。
ヒトはウイルスや細菌と同居しているのだ。
新しく同居する奴は気にくわないが何とか折り合いをつけて生活するのだ。