テレワーク部分継続のゆくえ

ワクチン接種率が高くなり、感染者も減っていることから出社の制限がかなり緩くなった。
就業規則を変更し、特別な理由(介護、育児、傷病)がなくても在宅勤務ができるようになる。
感染拡大する可能性を見越してか?莫大な金額の定期代や単身赴任の家賃を負担したくないから?以前、家賃補助を削減した時、営業社員が次々と辞めていき、元に戻ったことがある。今回の改訂は社員が損をしないなら退職者は出ないだろう。
週に3回出社でよい、となった場合、いろいろ面倒なことが起こりそうだ。
出社日は各自設定するので、50人部屋の会議は、会議室予約係1名だけで残りは自宅から参加となり、大部屋予約争奪戦に敗れた社員から文句が出る。全員出社しないと思って参加人数より少ない定員の会議室を予約して、当日予想外に出社して定員オーバーになり、会議室に入れない社員は小部屋を予約する。小部屋に空きがなくなる。
出社日の指定は、就業規則に記載のないルールなので強要できない。
何のための在宅勤務なのか。フレキシブルな勤務体制というけれど、会社の負担を減らし自己責任の範囲を広げているのではないだろうか、、。