定年退職が近い人がよく言う「辞めたらやることがない」「これからやりたいことが何かわからない」
家事など日常生活以外に読書や運動などやっていることはあるはずで、今までやっていないことをやるなら何だろうと考えると、「やりたいことがない」になる。
テレビやネットでは、継続して仕事したり趣味に没頭する老後が描かれるので、何かやらないといけないような認識を持つのだろう。
昭和の頃は、定年退職したら退職金で生活できたので、食事、テレビ、散歩、就寝程度でも一生を終えることができた。今は寿命が延び、2世代同居は殆どなく、悠々自適が難しくなり、老後も何らかの社会活動を求められるようになった。そんな風潮なので、「老後はなにをしますか」に明確な答えを求める。やりたいことがたくさんある人にとっては理解困難であるが、ヒトは本来怠けものであるから多くは「やりたいことって?」になる。
やりたいことがないなら、それでよい。
若者が自分は何がやりたいのか悩むことは有益である。悩んだ経験が活かされ人生の糧になる。
人生100年というがひとりで生活できるのは80歳までで、65歳で退職して元気でいられる時間は少ないので、やりたいことを考えず日々暮らせばよい。
新聞かテレビしかなかった昭和に比べ、多くの情報が入るので、高齢者を惑わせ他人の言動が気になり「何かやらなくては」となる。
怠け者なのに他人と比較する生き物は厄介である。
やりたいことを考えなくてよい
